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歯医者さんのコラム16「キスで免疫力アップ?」

群馬よみうり「ビバ!アミーゴ」9月20日号に院長のコラムが掲載されました。

歯医者さんのコラム16「キスで免疫力アップ?」

英紙The daily mailが、人間はキスをすることで愛情ホルモンが分泌されてリラックスしたり、健康増進にもつながることが科学的にも証明された、と報じたそうです。10秒のキスで交換される細菌数は8000万個!(Microbiome open access journal より)キスをすることにより唾液の交換と共に菌が交換され抗体が作られて免疫力が向上するという研究結果も出されていて、ちょっと興味深いと思いませんか。

1.口腔衛生に貢献―唾液の分泌を活発にする
2.免疫力アップ―キスの唾液交換で新種のバクテリアが体内に侵入し、それに対する抗体が新たに作られるためにお互いの免疫力が上がる
3.ストレスの軽減―キスをするとストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが減少し、代わりに精神の安定に深く関わっているセロトニンやオキシトシンといったハッピーホルモンの分泌が高まる
4.アレルギー反応を抑制―免疫グロブリンEの形成が抑制あれ、アレルギー反応が減少する
5.血圧を下げる―キスをすることで唇の血管が拡張し、重要臓器への血流が促進され、これにより血圧の降下が望める
6.アンチエイジング―キスをすると顔に血流が集中しコラーゲンの生成が活発になる
7.ダイエット効果―キスは新陳代謝を上げ1分間に約2~6kcalを消費する

など、にわかには信じがたいキスの効果。日本人は日常的にキスをする習慣はありませんが、パートナーとのキスでより健康になれるかもしれません。でもその前に、お口のクリーニングをしてから素敵なキス、してくださいね。

そして少し早いですが来年も皆様にとって笑顔の多い一年になりますように…。

あい歯科クリニック院長 根岸千恵