群馬よみうり｢タウンぐんま｣ に院長のコラムが掲載されました。
歯医者さんのコラム40
「おいしいものは虫歯になる？」
年末年始、おいしいものいっぱい食べちゃったなーと思っている方もいらっしゃると思います。歯科的には食べても磨けばいいよねって思いますが、今回は虫歯の要素についてお話します。
1 歯質･･･遺伝的な要因も含めて歯質が強い、弱い、つまり虫歯に対しての抵抗性の強弱。
2 細菌･･･虫歯の代表的なものがミュータンス菌と呼ばれるものですが、これらの菌が作りだす酸によって歯が溶かされるのが虫歯の原因です。
3 糖分･･･糖分は虫歯菌のえさになります。これにより虫歯菌が増殖し代謝物として出来た酸が歯を溶かします。
4 時間･･･虫歯菌のえさとなる糖分が、お口の中に残っている時間が長くなるほど虫歯菌が酸を作る機会が多くなり、結果として虫歯ができます。
これらが虫歯ができる要素です。おいしいものだけが虫歯の原因にはなりませんが、このメカニズムが分かると、歯磨きしよーって思いませんか。今年は辰年です。飛躍の一年にしたいですね。
あい歯科クリニック
院長 根岸千恵